組み立て図解つき -尿取りパッド男性用-
今回は白十字のサルバ尿取りパッドスーパー男性用について紹介したいと思います。
男性用という名前がついていますが、女性の方でも使えます。
結論から言うと、好き嫌いが分かれるパッドです。
パッドはあくまでも補助的なものなので、無理に使う必要はありません。
ただ、上手に使えばおむつ代の節約や交換時間の削減などのメリットもあります。
以下に商品レビューしていきたいと思います。
目次
メリット
肌の汚れる面積が最小限で済む
この商品、もともとは平らな一枚のパッドです。
サイド部分に男性器を差し込む穴があり、挿入後に左右から包み込んで使います。
性器に巻き付けて使用した場合は吸収体内部で尿が吸収されるため、汚れる部分が最小限で済むというメリットもあります。
巻き付けなくても開いたまま（フラットの状態）でも使うことができますが、
パッドのギャザーや大きさが中途半端になり、チクチクしたりずれることもあります。
男性の場合、介護者の交換が楽
袋状の吸収体内部で尿が吸収されるため、おむつ交換もパッドのみで済みます。
交換する際も、横を向いて…おしりを上げて…という必要がないため、
介護する側もされる側もお互いに楽だと思います。
しかし、この巻き付ける（通称:男巻き）は好き嫌いがはっきりわかれます。
ただでさえおむつの中は窮屈なので、パッドで抑えられたら出るものも出にくくなります。なれない方には苦痛なため、使用者ご本人の意思を確認すると良いと思います。
次の項でパッドの組み立て方を紹介します。
パッドの組み立て方法
男性に使用する際のパッド組み立て方を説明します。
1.折りたたまれているパッドを開き、ミシン目の青い部分を上下に破ります
2.開けた穴に男性器を差し込み、先端部を手前に折り返してかぶせます
2.開けた穴に男性器を差し込み、先端部を手前に折り返してかぶせます
3.その後、テープが付いている方を先に折り返し、おなか側にむかって折り返します
4.固定テープを剥がして、反対側もおなか側に折り返します
あとは、ずれないようにテープタイプ・パンツタイプおむつを当てれば終了です。
あとは、ずれないようにテープタイプ・パンツタイプおむつを当てれば終了です。
女性の場合は1.でパッドを広げたあとに、そのままテープタイプ・パンツタイプおむつの内側にセットすれば完了です。
デメリット
外れることがある
寝ている間に無意識に触ったり、動いたりして性器から外れることがあります。
そうするとシーツや布団がびしょびしょ…なんてことも…
僕も何回か経験したのでよく分かります。
歩いたり、トイレで着けたり外したりする機会が多い人にはおすすめしません。
自分で動く時間が多い人はパンツタイプ専用のパッドを使うと良いですよ。
まとめ
装着感の好き嫌いが分かれますが、尿で汚れる範囲が最小限で済むため上手に使えば便利なパッドです。
また、おむつ交換で横を向いたりおしりを上げる必要がないため
「皮膚トラブルがある」「おむつ交換が大変」
という人には良い使い方だと僕は思います。
気になっている人はぜひ試してみてください。
よりよい明日になりますように！
ハロートゥモロー！
大人用テープタイプおむつ 光洋ディスパースのメリット・デメリット
今回は株式会社光洋の製品であるディスパースオンリーワン幅広テープについて紹介したいと思います。
この製品、薬局やスーパーでは見かけないため、ご存知の方は少ないと思います。
（おそらく病院や施設をターゲットにした製品だと思われます）
結論から言うとこのおむつ、すっごく品質高い＆快適です。
テープタイプの中では僕の一番のおすすめです。
毎日身につけるものだから、肌触りの良さや体へのフィット感はもちろん、使用後の感触も気になりますよね。
以下にレビューしていきたいと思います。
目次
メリット
テープを体に合わせて止められる
当たり前じゃない？と思うかもしれませんが、止めたいところで止められるテープおむつというのはなかなかないです。
テープタイプは、４本のテープを腰の位置で留めて使うのですが、テープ幅が短かったり小さかったりして、思うところに止められないことがよくあります。
これはテープ一本一本が長く、しっかりできているので外れにくく体にフィットさせることができます。
また、きちんと当てるためのガイド線がフロントパッチ（前あて部分）に書いてあるので、サイズを決める際の参考にもなります。
体に合わせてテープをしっかりX(エックス)留めできるのも良いですね。
ギャザーの高さが6cmある
ギャザーが高いとどういうメリットがあるのか、箇条書きでまとめてみました。
・多量の尿が出ても横もれしにくい
・大型のパッドを併用してもずれにくい
・軟便をせき止めてくれる
・股間が苦しくない
ギャザーというのはいわゆる防波堤の役目を果たしています。
これがしっかりしていないと多量の尿や軟便が出た際にあふれてしまうことがあります。
後処理が大変なだけでなく、なにしろ漏れるというのは不快なので、ここの部分がしっかりしているのは助かります。
また、長時間用の大型パッドを使用した際でもギャザーの間におさまるので、万が一あふれても外側のおむつが吸収してくれます。
男性の場合は股間部に余裕もできるため、パッドを入れても苦しくならないのが嬉しいです。僕はこのおむつだと特に安心して眠れます。
嫌な濡れっぽさがない
たくさん出た後でも吸収体の表面がさらさらしているので、皮膚がかぶれたり、吸収体が肌にくっつくなどのトラブルになったことがないです。
使用後もそこまで分厚くならないので、処分する際にも助かります。
やわらかくて通気性が良い
どのメーカーも通気性の良さや柔らかさを謳っていますが、これは本物です。
今までにおむつを使ってきて、布団やパジャマまで湿ったことはないでしょうか。
この製品はムレないにも関わらず、外側もそこまで湿った感じがしないので、布団やパジャマも乾いた状態でいられます。
また、吸収体以外のところも柔らかいので、変にチクチクしたりすることもないです。
長時間交換できないときでも、安心して使用できると思います。
（可能な限り早く交換してくださいね）
消臭効果が高い
香りがついていたり、消臭ポリマーを配合したおむつはたくさんありますが、この製品は湿気を通す通気性シートにも消臭加工がされています。
ポリマーで吸収しきれなかったにおいが、通気性シートで消臭され、湿気だけを外に逃がしてくれます。
前回の記事にも書きましたが、使用済みの匂い対策にはかなり気を使っているので、自分には特に嬉しい機能でした。長時間着用したあと（朝起きた時）でも布団がおしっこ臭くならず、気持ちよく1日をスタートすることができます。
デメリット
入手しにくい
これにつきると思います。
メリットばかり書いてしまいましたが、本当にそれくらい良いおむつだと僕は思っています。スーパーや薬局で手に入らないのが残念です。オンラインであれば個人でも購入できるそうなので、漏れやムレ、においで悩んでいる方はぜひ試してみてください。
より良い明日になりますように！
ハロートゥモロー！
大人用おむつを初めて使う人へ
年齢を問わず、物心ついてからのおむつというのは抵抗を感じるもの。
デリケートな内容だけに誰にも相談できず、一人で苦しむことも多かったです。
この記事が快適なおむつ生活を送るためのヒントになれば幸いです。
目次
18歳でおむつ生活。看護師さんの言葉。
「今日からおむつにしましょう」
当時18歳だった僕にはとてもショックな言葉でした。
なぜ僕が…この歳で…いろいろな感情が湧き上がり、イライラしたこともありました。
病院の先生にさらっと言われた時、嫌だという気持ちよりもショックのほうが強く、何も言えなかったのを今でも覚えています。
そんな時に心の支えになったのは看護師さんの言葉でした。
「おむつを使えば、みんなと変わらない日常生活を送ることができるんだよ。」
「これがどんなに幸せなことか分かるかい？」
この言葉にハッとさせられました。
使えるものは使って明るく生きればいいんだ。楽していいんだ。
そう気づかせてくれました。
これを機に今では、どうせならカッコよく履きこなしてやろうというまで前向きに考えられるようになりました。
現在は症状が落ち着き、毎日おむつ生活ではありませんが、今までの経験をもとに快適に過ごすためのヒントを紹介します。
おむつにはパンツタイプとテープタイプがある
おむつには大きく分けて２種類あります。
下着のような「パンツタイプ」と腰で止める「テープタイプ」です。
パンツタイプは普段の下着のような形をしているため違和感が少なく、一人でも着脱しやすいというメリットがあります。
テープタイプは吸収する面積が大きく、体に合わせて着けられるので横漏れしにくいです。また、長時間安心できるというメリットがあります。
一般的に、少しでも歩ける人はパンツタイプ、寝たきりの人はテープタイプ推奨と言われていますが、体調や身体の状態にあわせて上手に使い分ければどちらでもいいと思います。（病院の売店では少量から販売しているので、試してみるのにおすすめです。）
僕は日中パンツタイプ、夜はテープタイプと使い分けています。
テープタイプは吸収量が多いので、上手に当てれば朝まで交換せず爆睡できます。
現在は入手のしやすさも含めてユニ・チャームのライフリーという商品を使ってます。
(今までにユニ・チャーム、光洋、白十字というメーカーのを使用してきました)
多少ゴワゴワしてもいいから漏れないおむつが欲しい！という方には
白十字の「サルバ」という商品がおすすめです。
吸収体の構造が立体的なので、身体にぴったりフィットして漏れにくいです。
後日それぞれの特徴を紹介したいと思います。
吸収力を高め、交換を楽にする「パッド」という存在
パッドを使うとおむつ単体よりも交換が楽＆経済的になり、排尿後も肌をさらさらに保つことができます。また、肌かぶれを防いだり外出先での交換がぐっと楽になります。
ズボンを全部脱がなくても交換できるため、自分は薄型のパンツタイプ＋パッドという組み合わせで使っています。
パッドにもパンツタイプ用、テープタイプ用、男性専用などいろいろな種類があるので、交換回数や症状に合ったものを選んでみてください。
種類によってはトイレの個室でもさっと交換できて便利です。
写真に見える青い部分はマジックテープになっており、おむつの中で固定されるようできています。大切なのは、おむつのギャザー内にしっかりとパッドを入れること。
適当につけると逆に漏れやすくなります。 面倒だと思う人はパンツタイプ単体で使うことをおすすめします。
昼用は1~2回分の尿、夜用は4~6回分の尿を吸収するようにできています。
夜用は一枚あたりの値段が高くなりますが、湿気を逃す高機能タイプが多いので朝まで交換いらずでぐっすり眠れます。
パッド使い始めは慣れなくて戸惑いましたが、1ヶ月もすると交換のリズムをつかめるようになり、明るく快適に生活できるようになりました。
1日に何回もおむつ交換する人にはおすすめです。
周囲にバレない工夫＆後処理について
ここはかなり気になると思います。自分が行ってきた方法について紹介します。
1.サッと交換できるセットを準備
2.ウエストゴム部分を外側に折り曲げる
3.おむつの上にトランクスを履く
1.サッと交換できるセットを準備
毎回交換に時間がかかるとバレる可能性があるため、時短も兼ねて交換セットを用意してました。リュックやポーチ、何でもいいですが以下のものをまとめておくと安心です。
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・パンツタイプおむつ予備で1枚
・替えのパッド数枚
・子供用おしりふき（大人用は値段が高くサイズが大きいのでこれで十分）
・ビニール袋（汚れたパッドを入れるのに使います）
・ワセリン（かぶれ防止で使ってました）
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2.ウエストゴム部分を外側に折り曲げる
しゃがんだ時にウエスト部分のおむつがが見えないように、パンツを履いた後に外側へまくる（折り曲げておく）とバレにくく安心です。
3.おむつの上にトランクスを履く
簡単で効果抜群の方法です。
見られてもバレにくいですし、布パンツ履いてるんだという明るい気持ちになれます。
外出時に使ったおむつやパッドは小さく丸めてビニール袋に入れ、空気を抜くようにして袋の口を固く結べばOKです。ゴミは持ち帰るか多目的トイレの専用ゴミ箱に捨てています。（基本は持ち帰るのがマナーだと思ってます）
いかがでしたでしょうか。
年齢に関係なく、何らかの理由でおむつが必要になる人もいると思います。
恥ずかしがらずに、使えるものは使って、明るい生活を送って欲しいと思います。
より良い明日になりますように！
ハロートゥモロー！
はじめまして
はじめまして！
皆さんの生活が少しでもより良いものになるように、実体験に基づいた感想やおすすめの商品を共有できたらなと思いブログを始めました。
よろしくお願いします！
